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新年あけましておめでとうございます。 2026 年の年始にあたり、私たちはこの一年を AI SOC 元年」 と呼ぶにふさわしい年になると確信しています。
2025年は、日本国内においても「AI × SOC」というテーマが一気に注目を集めた一年でした。 Gartner の Hype Cycle に AI SOC Agents が登場したことは象徴的であり、業界全体がやや「過熱気味」と感じられるほどの盛り上がりを見せました。
もっとも、私たちの実感としては、AI SOCはすでに単なるHype(誇大宣伝)の段階を脱しつつあると感じています。 実際の現場では、AI SOC は本当に使えるのか」という問いよりも、「人手中心のSOC運用を、いつまで続けられるのか」という、より切実で現実的な議論が増えてきています。
私たち自身も、この一年、数多くのお客様やパートナーの皆さまと対話を重ねる中で、ある意味、驚かされ続けてきました。 それは、これまで長年にわたり多くの組織が悩まされてきた レガシーSOCの構造的な課題 に対し、進化の目覚ましいAIを活用することで「本質的な解決が可能なのではないか」という期待の強さです。
そして2026年。 その期待は、もはや仮説や実験段階にとどまるものではなく、実装と現実解のフェーズへと確実に移行していく年になるでしょう。
振り返れば、7〜8年前。 私たちがゼットスケーラーの立ち上げに関わっていた当時、コロナ禍という外的要因も重なり、「クラウドシフト」や「ゼロトラストシフト」が一気に加速しました。
現在のAI SOCを巡る状況には、当時とよく似た潮の流れを感じます。 しかし決定的に異なるのは、その進化の速度です。 むしろ、今回の方がはるかに勢いが強いと感じている方も多いのではないでしょうか。
AIの進化というと、防御側の効率化や高度化に目が向きがちです。 しかし現実には、攻撃側も同じ、あるいはそれ以上のスピードでAIを活用し始めています。
その結果、私たちはすでに、
· 脅威の「量的」増大
· 人間の処理能力を超えるスピードと複雑性という「質的」圧倒
この両面に直面しています。
こうした環境下において、もはや人手中心のセキュリティ運用だけで対抗することは現実的ではありません。 いわゆる「スーパーインテリジェンス」の活用は、セキュリティ運用のみならず、事業継続性そのものに不可欠な要素になりつつあります。
市場が拡大すれば、参入者が増えるのは必然です。 現在、AI SOCの専業ベンダーに加え、レガシーベンダー、さらにはハイパースケーラーまでが、次々と「AI SOC」ソリューションを打ち出しています。
その中で、かつて「クラウドネイティブ」であるかどうかが大きな分水嶺となったように、 これからは 「AIネイティブであるかどうか」 が、根本的なレベルでの差別化要因になります。
後付けのAIではなく、設計思想の中核にAIがあること。 この違いは、時間が経てば経つほど、機能・品質・運用体験のすべてにおいて大きな差となって現れていくはずです。
AI SOCの領域は、まさに日進月歩。 来年の今ごろ、私たち自身も、今とはまったく違った景色の中にいるのかもしれません。
だからこそ、この節目にあらためて宣言したいと思います。
「AI SOC元年」、あけましておめでとうございます!
本年も、皆さまとともにこの新しい時代を切り拓いていけることを、心から楽しみにしています。